月のメランコリア

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月が零す涙の儚さを
月が堕す命の儚さを
私は隠れもせず
踏んできたのでしょう

理想と現実の狭間は
快楽の苦の祝福
其れに囚われた私を
救う者はいない

月のメランコリア
その一瞬は
自分の死か他人の死か
選ぶ時なの
月のメランコリア
そして私の
痛みで攫う憂鬱は
私の紅い沓のよう

孤独の悲しみを抱く
永く遠い年月と云う
タイルを踏むわ
其処から歩み貴方捜す

幻想と夢幻の狭間に
快楽の鐘がなる
其処にたたずむ私を
見つめる貴方の

月のメランコリア
その瞬間は
貴方の痛み癒すための
私の時間よ
月のメランコリア
そして私は
憂鬱を纏い奔るわ
救済の瞳は笑うわ

月のメランコリア
その一秒を
生に捧ぐか死に捧ぐか
それとも貴方に捧ぐか

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07/12/30 作成
何で年末にこんな詞書くんだろう・・・。
オリキャラをイメージして書いてました。
何か妖精帝国っぽい。